2022.04.27
本や新聞と「対話」する くふうマスター 尾木さんお気に入りの一品は?(第2弾 中編)
こんにちは!トリオ・ザ・くふうです!仕事や学び、暮らしなどを上手に、そして楽しそうにこなしている「くふうマスター」に、トリオ・ザ・くふうがその「くふう」を聞きに行く『コクヨのくふう研究室』。 尾木直樹さんをお迎えしてお送りしている今回、中編では、コクヨの製品をご紹介し、その感想を伺います!くふうマスターの評価やいかに...。
尾木 直樹 さん
1947年滋賀県生まれ。
早稲田大学卒業後、私立高校、東京都公立中学校の教師として22年、その後大学教員に転身して22年、合計44年間教壇に立つ。46歳で教育評論家として活動を開始して以降、テレビ番組のコメンテーターなど幅広く活躍。その穏やかな物腰から“尾木ママ”の愛称で知られ、情報・バラエティ・教育番組のほか、全国各地への講演活動にも精力的に取り組んでいる。教鞭をとっていた法政大学を2017年3月に定年退官し、現在は名誉教授。
ふっさん:前編では尾木先生とっておきの学びのくふうをたくさん教えてもらえて最高じゃった。学びたい気持ちがMAXじゃ〜!
うーくん:そして今回は中編です。コクヨ自慢の製品を紹介し、尾木先生に感想を伺っていきます!
ステーショナリー事業本部 プロモーション推進部 廣瀬がご説明します!
大人キャンパスシリーズ
コクヨ:本日は4つの商品を紹介させていただきます。ノート2種類と筆記具2種類ありまして、最初にノートから紹介させていただきます。その前に、尾木先生にクイズです!
尾木:クイズ? なんだろう。
コクヨ:コクヨのキャンパスノート、年間で何冊くらい買っていただいているか、ご存知でしょうか?
尾木:これは難しいけど、でも子どもの数から計算してみると、1,000万冊ぐらいかしら?
コクヨ:正解は、約1億冊です!
尾木:1億冊!?
コクヨ:はい!平積みにしていくと富士山約100個分にもなるといわれています。
尾木:富士山100個分!?それはすごいわねー。
コクヨ:ありがとうございます。歴史も長く、1975年から発売されていまして、今のデザインが5代目です。そんなキャンパスノートの中の、「大人キャンパス」シリーズを最初に紹介します。
コクヨ:学生に人気のキャンパスノートを、大人向けに、シックな表紙にしたものが大人キャンパスシリーズです。用途に合わせて方眼、ドット入り罫線、無地の3種類を使い分ける提案をしています。ノートに書く内容は、大きくインプットとアウトプットの2つに分けられますが、インプットにお薦めなのが、ドット入り罫線です。尾木先生、ちょっと開いてみてください。尾木:はい。
コクヨ:横罫に、ドットが等間隔に並んでいるので、文頭をそろえたり、参考書のコピーを貼り付けたりするときに、ドットが目印になります。普段、使われますか ?
尾木:いや、あんまり使ったことはないかな。ドット入り罫線っていうのは、たぶん年齢にもよると思うんですが、僕くらいの年になると、ドットがほとんど見えないのよ(笑)。でも学生にはいいわね。
コクヨ:ありがとうございます!そして、アウトプットのときにお薦めなのが、方眼罫と無地です。
尾木:無地。これ、僕一番好きなやつ。
コクヨ:そうなんですね!全体の構図をまとめたいときは方眼罫、もっと自由にラフに書きたいときは無地がおすすめです。
尾木:そうなんですよ。失敗したり、なんか汚くなったなーと思ったら、破けるんですよね、ここでね。
コクヨ:はい。切り取り線が入っているので、キレイに切り取ることができます。
尾木:昔は、こういうのはなかったんですよ。切り取るの快感なんですよね。やっぱり、体感って大事よね。
コクヨ:ありがとうございます!大人キャンパスのシリーズでもう1点、パッドという商品をご紹介します
尾木:これ、折り目があるわね?どう使うんですか ?
コクヨ:表紙を360度折り返せるんです。
尾木:あ〜、なるほど、こういうことね。
コクヨ:また、こちらもきれいに切り離すことができます。
尾木:いいわね~。パッド、ひょっとしたら僕好みかも。すごく使い勝手が良さそうね。この方眼がはっきりしている感じ、これぐらいの大きさのが大人にはいいんですよ。
ソフトリングノート
コクヨ:次に、「ソフトリングノート」を紹介させていただきます。触ってみていただくと分かるんですけど、リングの部分がやわらかいリングになっています。 尾木:あら、柔らかいのね。
コクヨ:そうなんですよ。ぷにぷにしていて、書いていて手に当たっても痛くないのが最大の特長です。サイズも色も豊富に取り揃えています。
尾木:色が鮮やかですごくなんか明るい気持ちになるっていうか、ウキウキする感じでいいですよね。あとこれ、ちょうどポケットに入るわね。コクヨ:そして、表紙にはさみマークが付いているものは、大人キャンパスと同じように切り取ることができます。
尾木:なるほど。このはさみの印が付いてるのね。
鉛筆シャープ
コクヨ:ここまで大人キャンパスと、ソフトリングノートを紹介させていただきました。ここから筆記具をご紹介します!最初は鉛筆シャープです。
コクヨ:鉛筆シャープは名前のとおり鉛筆のようなシャーペンで、10年前から発売されている人気シリーズなのですが、今回紹介したいのが2020年に発売されたこちらの一番新しい鉛筆シャープになります。0.3mm~1.3mmまでの5つの芯径ラインアップになります。今持っていただいているのが、1.3mmです。
尾木:おー、サインも書きやすい。
コクヨ:わ!めちゃくちゃ貴重なサイン!
尾木:この赤芯はいつぐらいに出たんですか。僕、全然知らなかった。
コクヨ:同じく2020年です。
尾木:僕ね、赤だとね、目がさえるのよ。あら、赤というよりちょっとオレンジっぽいかしら。
コクヨ:あともう1つ特徴として、ぜひ芯を入れていただきたいんですけど、後ろにキャップが付いていないんです。
尾木:あら、キャップを外したりしなくていいの?
コクヨ:そうなんです。キャップを外したり閉めたりする必要がないので、時間短縮になりますし、転がってどこかにいくこともないです。もちろん中で開閉されているので、裏返しても芯が落ちてくることもありません。
尾木:今でも学校では、シャープペンシル禁止っていうところ結構多いんですよ。芯を替える時に落としたり、カチカチ音がしたりするでしょう。そうすると授業中気になって、先生方が嫌がるんですよ。でも今は時代が変わったぞと、先生方に教えてあげなくちゃ。うん、これなら大丈夫ね。
mark+(マークタス)
コクヨ:ありがとうございます!以上が鉛筆シャープの紹介でした。最後に、マークタスというマーカーです。細かく分けると4つのタイプに分かれていて、1つずつ紹介させていただきます。まず最初に2トーンカラーマーカーのカラータイプです。1つのペン先で2色使えるので、2トーンです。
尾木:2トーンってそういうことね!
コクヨ:くるっと回すことで色を替えられるので、いちいち持ち替える必要もなく時間短縮になります。また、1本で2色分なので、筆箱がかさばりません!そして、同じ構造でもうひとつ、グレータイプというのもあります。
コクヨ:グレータイプのお勧めの使い方は、やることリストや小さな目標を書いて、終わったあとにグレーで消し込んでいく。やったことが可視化されるとやる気にも繋がるんじゃないかと!
尾木:なるほど。終わったのをグレーで。いい使い方ね。
コクヨ:3つ目のタイプが2ウェイカラーマーカーのカラータイプになります。
コクヨ:先ほどと違って片方がマーカーで、その反対側が細字ペンになっています。同系色でまとめているので、ノートがすっきりきれいにまとまります。また 、微妙にインクの色が違うので、細字ペンで書いた上から、マーカーすることもできます。
尾木:この上に、またマーカーできるの?すごいわね。
コクヨ:最後のタイプが2ウェイカラーのグレータイプです。
コクヨ:マーカーと細字ペンという仕様は同じですが、細字のほうがグレーになっています。重要なメモを取るときなど、目立たせたいときはカラータイプ、参考書などに控えめなメモを取りたいときとかはグレータイプ、のように使い分けていただくのがおすすめです。
尾木:こういうマーカーがあると、参考書だけじゃなくて、読書の時にもいいんですよね。僕は本を読む時、気になった文章があったらどんどんマーキングしていくの。だから僕が持っている本はマーキングだらけ。それからここ面白いとか、疑問とか、感じたこととかを余白のところに書き込んでいくんです。本に書き込みながら読むっていう方法は、大学時代に習得したんです、著名な思想家のやり方を真似したんですけど。この頭のいい人はどうやって本を読むんだろうと思って調べてみたら、本に直接どんどん書き込むっていうんですよ。それで真似するようになってから理解度が上がるっていうか、記憶にも残るし、すごく深まっていくようになって。
コクヨ:本と対話してる感じになるということですか?
尾木:そうそうそう。あなたいいこと言うわねー。まさに本との、作者との対話なんです。学校の教師になってから、子どもたちにもこのやり方を勧めてて。新聞や本と対話しながら読んでみようっていうので、新聞や本を読みながらマーキングをするのね。そうすると読解力が飛躍的に向上して。
コクヨ:なるほど!直接話すことだけが対話ではないんですね! そして、もう1つポイントがありまして。このグレーですが5本全部引いてみていただけますか。ピンクに対するグレーは少しピンクがかってるグレーなんですよ。
尾木:なるほど。ノートを書き終えたときに全体を眺めると、調和が取れていいわね。
尾木さんのお気に入りは・・・?
コクヨ:そうなんです。同じ系統でまとまってるので、きれいになるかなと。以上ですべてです!ご紹介した中で、一番お気に入りの文具はどれでしょうか!
尾木:それぞれにお気に入りがありますけど、ノートではやっぱりね、さっきの折り込めるのが使いやすそうで気に入っちゃったわ。コクヨ:大人キャンパスのノートパッドですね。
尾木:そう、この一番大きいの。これが立つようになれば最高ね。 プレゼンやアウトプットのときに、これすごくいいと思うわ。よーし、もう、文房具のプロになってきたぞ(笑)ありがとうございました。
くーちゃん:ありがとうございました!そして、前回に続き今回も、くふうマスターの尾木先生にはいまご紹介した製品をつかって、新しいくふうを生み出していただきます!『コクヨでくふう』です!
ふっさん:尾木先生はどの製品を選んだのか、そして、学びがはかどるくふうとは! 次回はいよいよ後編、最終回です! 楽しみじゃ〜!
ではまた、次のくふうで!
次回(後編)は5月11日公開予定です。
前編:本当の学びは「なぜ?」から始まる くふうマスター 尾木さんに聞く 学びのくふう
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大人キャンパスシリーズ
大人向けのデザインのキャンパスノート。罫内容は、ドット入り罫線、方眼罫、無地があり、ノート、ツインリングノート、ノートパッド、ルーズリーフ、メモなどのバリエーションが揃っています。用途に合わせて選ぶことができます。
ソフトリングノート
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鉛筆シャープ
最も新しい鉛筆シャープのシリーズは、鉛筆と同様のシンプルさを追求したデザイン。芯の太さが0.3、0.5、0.7、0.9、1.3の5種類、1.3のタイプについては赤色もラインナップしています。
Mark+(マークタス)
2ウェイカラーマーカーと2トーンカラーマーカーの2種のラインナップ。それぞれ、カラータイプとグレータイプから選べます。