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ぐるっと回って考えた、PERPANEPの新たな挑戦③~ドイツ装ノートの使い方をユーザーさんに聞く

2022.12.02

ぐるっと回って考えた、PERPANEPの新たな挑戦③~ドイツ装ノートの使い方をユーザーさんに聞く~

こんにちは。紙とペンの相性に着目したシリーズ「PERPANEP(ペルパネプ)」の企画・マーケティングを担当している粕谷高太郎です(写真の左側が私です)。発売以来、「書き心地」というPERPANEPが提供する価値をどうすればお客様に届けることができるのか、機会あるごとに商品を持って出かけ、お客様に触って試していただき、会話をし続けてきました。シリーズ記事の最終回となる今回は、ドイツ装ノート<PERPANEP>を先行で使用いただいた生活者の方の使い方や良いと感じる点など、リアルなお声をご紹介します。

#ジャーナリング#挑戦#書くこと好き

インタビュー1:「心が動いた出来事」を書き留めるためのノート

<お話をお聞きした方>

Hさん

・ご年齢・性別:20代女性
・お仕事:保育士
・ご趣味:絵を描くこと、読書、編み物など創作すること
・「心が動いた出来事」を書きのこすノート

Hさんは、ドイツ装ノート<PERPANEP>「心が動いた出来事」を書き留めるためのノートとして使われていました。

Hさん:1 日の流れを記載する日記とは別に、観光に行ったことやお酒を飲んだ時の感想、人との久しぶりの再会など、心が動いた出来事について、ドイツ装ノート<PERPANEP>のノートに書いています。予定を詰めることが好きなので、休みの日には 2~3 個書くこともありますし、お仕事の日には書かないことも多いです。」

― なぜ、日記と「心が動いた出来事」を書くノートを分けているのでしょうか。

Hさん:「日記と分けてみた理由としては、"心が動いた出来事"を詳しく書くためです。私は一日のことを時系列で記録するために日記を書いているのですが、空欄だらけにならないよう、あえて小さめの手帳を使っています。そうすると一つひとつの出来事の詳細は書けません。"絶対忘れない!"と思うような、心が動いた出来事でも時間が経つと記憶は薄れてしまいます...。だからこそ、日記をしっかり続けつつ、特に覚えておきたいことを忘れないよう記録していくために、こうしてノートを分けて使っています。」

PERPANEPドイツ装ノート ペルパネプ ユーザーさんの使い方その1

―このノートには、どこで書くことが多いですか?

H さん:「家やカフェ、旅行先など様々です。朝少し早く起きて時間があるときや夜寝る前には自宅で書きますし、書きたいことが溜まってきたなという時は、手帳と PERPANEPのノートを持ってカフェへと出かけ、モーニングを食べながら気合を入れて書いたりもします。書いたりする時間がありそうなときには、旅行先にも持っていき、訪れた観光地の記念スタンプなどを直接押したりもしています。360°折り返せて、裏に移りにくい紙なのでこういった使い方にもぴったりです。」

このノートを通じて、「その時の気持ちが取り戻しやすくなった」

心が動いた出来事を書くこの使い方をして、H さんはどのような良さを感じているのでしょうか。この使い方を通じて感じている変化について伺いました。

Hさん:「基本的に、感じたことを忘れたくないと思っていて、自分が何に対してどう感じたのか、その瞬間の"感情"や"感動"を大事にしたいと感じています。この使い方を始めたことで、心が動いた出来事について、こうした"感動"を思い出しやすくなったと感じています。また、このノートを開いて何かを書くたびに"前にはどのようなことを書いたっけ"と自然に振り返るきっかけにもなり、この書き方をやってよかったなと思います。」

使用していて気に入っている点や不満に感じる点

Hさん:「ドイツ装という装丁が気に入っています。わかる人には「珍しいね」と言ってもらえそうな、「知っている人には分かるこだわり」が文具好きの心をくすぐります。そして、なめらかにしっかりと 360°折り返せるところも気に入っているポイントです。表紙が硬く丈夫で、少しカチッとした雰囲気も好みですね。不満に感じることはあまりないですが、書いたものを残していく上で紐のしおりがあるといいなと感じます。」

ー ありがとうございます!いただいたご意見は、PERPANEP の企画担当者としてしっかりと受け止めます!

今後、ドイツ装ノート<PERPANEP>で挑戦してみたい使い方

今後、このノートでやってみたい使い方について、H さんはこのように話してくださいました。

H さん:"心が動いた出来事の記録"という使い方が気に入ったので、引き続き書いていきます。他には、好きなステッカーを内側に貼り、カスタマイズしてみようかな......と考え中です。また、プレゼントとして選ぶつもりです。スーツにも合う大人っぽいデザインで、使う人次第で自由に使えるので就職祝いにいいなと思っています。」

インタビュー2:趣味の観劇の記録用のノート

<お話をお聞きした方>

Oさん

・ご年齢・性別:50代女性
・お仕事:医療系専門職
・ご趣味:観劇、文具

観劇を振り返って楽しんだり、残しておくための場所

O さんは、ドイツ装ノート<PERPANEP>ご趣味の観劇の記録用のノートとして使ってくださっていました。

O さん:「足を運んだ公演の記録を残すために使用しています。チケットを貼ったり、公演の感想を記録したり、誰と/どのように劇場に行ったかなどを記録しています。」

―こうしたノートを書き始めたきっかけは何だったのでしょうか。

O さん:「最近、"あの公演、いつだったっけ" "どうやって行ったんだろう"などと、過去の公演について記憶が薄れていることも多く、しっかり記録を残していく必要を感じていました。『観劇』という一つの趣味を軸にして記録していけば、後々思い出しやすく、振り返るにも楽しいかなと考え、この PERPANEP のノートに記録を始めました。これまで、"苦労して手に入れたのに申し訳ない"と思いつつ処分していた公演のチケットやチケット袋も、このノートに貼ったり挟み込むことができ、"残しておく場所"にもなっています。」

―このノートを通じて、どのような変化があったのでしょうか。

O さん:「これまで公演は"見っぱなし"で終わっていましたが、このノートを通じて、自分で考えたことや感想などを集約し、このノートに"落とし込む"ことができるようになりました。また、今後は、どこに泊まったのかや、その際に何を食べたのかを併せて記録したり、見たい公演をまとめ、日程調整やチケット入手の手段、予算など先々のシミュレーションを書いたりするのもいいなと思います。少しずつ、書いていく内容の幅を増やしていけたらいいなと思っています。」

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「一番自分が大事にしていることについて書きたい」

こういった趣味の観劇記録を、ドイツ装ノート<PERPANEP>に残しているのでしょうか。O さんは、次のように話してくださいました。

O さん:「表紙や裏表紙の作りや、布クロス、紙質の良さ...こういったこだわりのある高級なノートだからこそ、自分が一番大事にしていることについて書きたいと感じています。大学時代の恩師から、"何かを記録していくことは大切なことで、その際には良いノートを使いなさい"と言われ、そこからさまざまなノートを使ってきましたが、これまで納得できたものはありませんでした。その中で、今回このドイツ装ノート<PERPANEP>を使用してみてとても使いやすかったので、今後、大切なことを書く際にはこのノートを使っていきたいと思っています。」

この書き方が続く秘訣

次に、O さんにこの観劇の記録が続いているのはなぜか伺いました。

O さん:「私は、何かを書く際に日付があらかじめ印刷されていたり、フォーマットが決まっている罫線などがあったりすると、書けないときに苦しくなって苦手なんだな、ということに最近気づきました。観劇記録のノートでは、日付を書く位置やチケットを貼る位置は大まかに決めていますが、それ以外は特にルールを決めていません。"仕組み"にとらわれることなく自由に書けているからこそ、この書き方は続いているのだと思います。」

今後、挑戦してみたい「書き方」

O さん:「今は漠然としている部分もありますが、これから挑戦していきたいコトについて書き記すノートにしたいと考えています。実現するためにはどのような準備が必要なのか等をまとめていきたいです。また、家計簿のように使用したり、今後の生活設計をどうしていくのかを書いていきたいとも考えています。どちらも自分にとって大事なことであり、ドイツ装ノート<PERPANEP>で書きたい内容です。」

インタビュー3:自分と向きあい、対話するためのノート

<お話をお聞きした方>

原雄一郎さん

原雄一郎さん

・ご年齢・性別:30代男性
・ご所属:株式会社スナックミー
・お仕事の内容:スナックミーの定期便サービス「snaq.me」のグロース(新規会員獲得)の全体統括

「自分と対話するためのノート」

原さん:「その時の自分の抱えている課題について、自分と向きあい、対話するために使っています。ここで考える課題のテーマは仕事のことから家族のことまで様々で、タイムリーな自分の課題がテーマです。テーマとなる課題をノートの見開き中央に書き出し、マインドマップのようにつなげて書いていきます。だいたい週末の夜にこういった時間を取っていて、考える時間を取らないと来週に向かえない感覚もありますね。」

―「自分と対話する」とはどういうことでしょうか。

原さん:「前提として、人に自分の胸の内を明かしたくないと考えています。相談しても、抽象度の高い内容だと認識の差がどうしても生まれてしまうと思うので...。大事なことは自分で決めたい。人に相談しないからこそ、課題を解決するためには自分と向き合い、自分と相談するしかない。その時の相手としてこのドイツ装ノート<PERPANEP>を使っています。もやもやを感じている課題をよりシャープにして結晶化するほか、その解決に必要なことを模索するために書いているイメージです。」

―そのようなノートの使い方をはじめたきっかけは何でしょうか。

原さん:「大学を卒業して初めて就職したとき、将来について不安に感じていたことが大きいと思います。このままの生活の延長上に本当に幸せはあるのか...。でも、この不安は抽象度が高すぎて、周囲の人にからあまり的確なアドバイスがもらえませんでした。視座や視野が違うので、仕方ないとは思うのですが。そこで、考えたことを自分の中に落とし込んでいくために、ただひたすら思ったことを書きだしていました。当時は2年間、毎週末の朝8時~10時はカフェで "とにかく書く"を続けていましたね。」

大事なイシューを書くのにふさわしい"気合い"

ここまでのお話で、原さんにとって、「自分と対話」として書くことはすごく大事な時間だということが伝わります。こうした大切な「書く」シーンになぜドイツ装ノート<PERPANEP>を選んでくださっているのでしょうか。原さんは、このように話してくださいました。

原さん:「このドイツ装ノート<PERPANEP>は装丁や紙質などから、"気合いが入ってて良いノート"という印象があり、めちゃくちゃ良いと思います。ドイツ装ノート<PERPANEP>は、書く内容がノート側から選ばれるような、書くテーマを問われるような感覚があり、大事なイシューを考えるときに使うノートだと思っています。雑に走り書きで考えていくようなノートには使えないですね。そして、"気合いが入っている"ことも大切で、自分の気と張り合ってくれるようなモノを求めている自分にとって、すごくいいノートです。<PERPANEP>のノートには、こういった気概を持ち続けてほしいです。」

―これから、PERPANEPのノートはどのように使っていきたいですか。

原さん:「このノートの"自分のためにいいノートを使用している感じ"という情緒的な価値を感じながら、自分との対話を意識的に習慣化させていきたいです。」

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おわりに

ここまで、3回にわたるシリーズ記事をご覧いただき、ありがとうございました。最終回となる今回は、ドイツ装ノート<PERPANEP>を先行で使用くださった実際の生活者の方に、使い方や使った時の感想を伺いました。人それぞれ、使い方は様々ですが「大切なことを書きたい」というような気持ちは共通しているように思います。紙の拘り、製本の拘り、とたくさんの拘りから生まれたこのノートは、つかってくださった生活者の皆様にとっても特別な、大切なノートとなれているようでうれしいです。今後も生活者の方のお声をききながら、<PERPANEP>というブランドの進め方を考えていきたいと思っておりますので、引き続き、よろしくお願いいたします!

※ドイツ装ノートのクラウドファンディングは2022年12月13日を以て終了しました。たくさんの応援をいただきありがとうございました。

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■特集シリーズ「ぐるっと回って考えた、PERPANEPの新たな挑戦」

その①なぜクラファンなのか~」

その②ドイツ装ノート開発ストーリー

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