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2022.01.19

気になるけど分からない「ジャーナリング」を体験してみた ~ジャーナリングワークショップレポート~

最近話題の「ジャーナリング」。興味はあるけれどやり方が分からないという方や、やってみたけれどいまいち効果が分からない、という方も少なくないのではないかと思います。今回は、2021年12月に開催した「PERPANEPジャーナリングワークショップ Supported by SENN」に潜入して、ジャーナリング初心者にも分かりやすいジャーナリングの方法と効果をご紹介します。

#ジャーナリング#ノートの選び方#書くこと好き

コロナ禍の世相を反映してか、「瞑想」や「マインドフルネス」に興味を持つ人が増えているそうです。「書く瞑想」とも言われる「ジャーナリング」もその一つ。最近注目が集まっています。

「ジャーナリングをやるようになってからぐっすり眠れるようになった」とか、「ジャーナリングを通じて封印していた気持ちを自覚できた」といった体験談も聞かれる中、やってみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

実は私も、「そんなに良いことがあるのならば」と、早速ジャーナリングのやり方を調べてみたのですが、大方の解説に出てくる、「頭の中に浮かんだことを片っ端から全部ノートに書いてみましょう」という説明にまず戸惑ってしまった経験があります。

なぜなら、私にとってノートとペンは、考えるための道具であり、「書くこと=考えること」という長年の経験がありました。

対して、「考えずに書いてみましょう」というジャーナリングは、私にとってはまさにコペルニクス的転回。「それはいったい何!?」「そんなことして意味があるの?」とフリーズしてしまう思考から独力ではなかなか抜け出せませんでした。

なので、半信半疑で臨んだ「ジャーナリングワークショップ」のイベント取材。何が行われるのか、自分自身に何が起こるのか、我ながら予想がつかない中で参加してきました。

心をリラックスさせる準備

今回、紙とペンの組み合わせから書き心地をデザインする新商品「PERPANEP(ペルパネプ)」のプロモーションイベントとして実施されたワークショップは、20211218日(土)19日(日)の2日間、計6回(オンライン2回、会場4回)開催されました。

会場に用意されていたのは、ペルパネプの3種類のノートと3種類のペン、そして今回のワークショップ開催のパートナーでもある「SENN」のお香と音楽。

ジャーナリングはノートとペンさえあれば、いつでもどこでもできる、とされていますが、もし状況的に可能であれば、自分自身の心を落ち着かせてくれる道具を準備するとよりやりやすくなるのだとか。

今回もすべての参加者の皆さんに、3種類のノート×3種類のペンで書き心地を比べてもらい、自分が最も好きだと感じる書き心地を選んでいただきました。

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ジャーナリングの3つのポイント

今回のワークショップの講師は、「SENN」瞑想インストラクターのaoさん。インド中央政府公認sVYASA認定ヨガ講師で、「SENN」インスタライブなどでジャーナリングのオンラインワークショップなども行うaoさんによると、ジャーナリングをする際には3つのポイントがあるそうです。

●今、この瞬間に意識を向ける

●頭の中を整理する

●自分の本当の声を聞く

「今、この瞬間に意識を向ける」とは、マインドフルネスの根幹にある考え方。今を生きているようで、実は過去や未来のことを考えている「心ここにあらず」の状態から抜け出し、心を「今」に向けた状態で、自分をじっくり観察することがまず大切だといいます。

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2つ目と3つ目の「頭の中を整理する」「自分の本当の声を聞く」について、aoさんは「どんな人の頭の中も、本質的には澄み切った青空。その真っ青な空の下に浮かんでいる雲がその時々の思考」とイメージすると分かりやすいと言います。つまりジャーナリングを通じて、今、自分の中にある雲の大きさ、形を見つめ、その上にある青空に思いを馳せ、徐々に流れて消えていく雲を想像します。

さっそく、頭の中を可視化してみる

ジャーナリングの基本を知ったところで早速ワークへ。お題は「今朝起きてから今に至るまで頭の中に浮かんだことを書いてみる」。

私にとってはこれがまさにこれまでの習慣にない行為ではあるのですが、とにかくやってみるしかない!ということで書いてみました。

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昨日の夜ご飯の残り物から、昨晩友達にちょっと言い過ぎたこと、今朝電車の中で見かけた人のこと、お正月に実家に帰るか問題......。本人以外には全く意味不明なノートですが、朝起きてからこれを書くまでの4時間ほどの間に頭に浮かんだことのほとんどが「モヤモヤ」のまま放置されていることに気づかされました。

この日は時間が限られていたため、自分の頭の中が支離滅裂な状態であることが分かるところまででしたが、あとでノートを見返してみて、なぜ自分がそのキーワードを書いたのかを、少し絞って書き出してみるなどすると、新たな気づきが生まれる予感がしてきました。

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ワークショップ会場の様子

大切にしたい価値観と向き合う

とはいえ、「思い浮かぶことを書く」ことにまだ抵抗がある人には、次の方法もジャーナリング導入編としてはおすすめです。

この日、aoさんが用意してくれたのは、まったく脈絡のない80個の単語。流れる音楽を聴きながら、aoさんが読み上げてくれる声に従って、一文字ずつ、できればゆっくり、心を文字に寄せながら写経をするように書いていきます。

ゆっくり書いていくことで、単語に対する気持ちの揺らぎを意識することができます。「これは大事」「これは興味ない」「そういえば大事かもしれない」「久しぶりに書いた」などなど、わずかに揺れる気持ちを感じながら、5分ほどかけてすべての単語を書き写しました。

その後は、書いていた時の気持ちの揺れを思い出しながら、「自分にとって大事」だと思うキーワードに丸を付けていきます。

最初の段階では上限を決めず、気になったものにはどんどん丸を。

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丸がついていくと自然とそのキーワードだけが浮かび上がって見えてくる

いったん丸を付け終わったら、さらにその中から「5個」のキーワードを選ぶ作業に。

この日、私が持っていた筆記具はペンのみでしたが、マーカーや色ペンがあれば適宜使うことは全く問題ありません。

選ぶ時に大事なのは、「世間体」や「既存の価値観」にとらわれずに自分と向き合うこと。たとえば、お子さんがいるお母さんが「子ども」に丸を付けないなんてよくないことだ、という「他の人からの見え方」はここでは関係ありません。「お金」を真っ先に選んだとしても、「遊び」を選んだとしても、誰かに言い訳する必要はなく、「今の自分」の心が動くかどうかだけを基準にしていきます。

最後に、選んだ5つをなぜ選んだのか、23行程度で記して、それらの文章を元に、自分自身が大切にしたい価値観に基づいたありたい姿をまとめていきます。

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丸を付けた単語を見ながら、選び出す作業。なぜその単語を選ぶのかを考えながら、空いている場所にメモ的に書いてみました。

私がこの日選んだのは「信頼」「中庸」「自然」「学び」「安心」。自然が感じられる場所で、心身のバランスを保ち、自分自身も安心し、人にも安心を与えられるような信頼のおける人になるために学び続けたい・・・?

やや逃亡願望が透けて見える結果にはなりましたが(笑)、自分で見出した自分の価値観に改めて気が付く瞬間でした。

ワークショップを終えてみて

今回、何より実感したのは、ジャーナリングの方法は唯一無二の正しい方法があるわけではない、ということ。「正しいやり方」に執着せずに、まず書いてみることが大事だと実感しました。目に見える文字として書き出すことで、それまで気が付かなかったことや、自覚している以上に気になっていることなど、いくつかの発見をすることができました。

ワークショップは12月の2日間限定のイベントでしたが、ノートとペンだけあればできる「書く瞑想」。なかなか面白い体験でした。皆様もぜひ、気軽な気持ちでお試しください!特に、頭の中が混乱しているなぁと思う時や、イライラしているなぁと自覚する時などに、一度立ち止まって試してみると面白い発見があるかもしれません。

今回のワークショップ講師

SENN 瞑想インストラクター aoさん

瞑想ガイド。インド中央政府公認sVYASA認定ヨガ講師。会社員時代に出会ったヨガと瞑想を深めるべく、2014年に渡印。バンガロールのヨガ専門大学、ケララ州でアーユルヴェーダとヨガ、ヴィパッサナー瞑想を学ぶ。帰国後も定期的に海外を訪れ、アロマテラピーや食事療法などホリスティックに心と身体の健康を探求中。 現在は京都と沖縄を拠点に、オンラインクラスなどを通して、自然に寄り添って自分を生きることの豊かさを伝えています。

Instagram @ao.aliali

SENN 瞑想インストラクター aoさん,瞑想ガイド,インド中央政府公認sVYASA認定ヨガ講師

イベントパートナー

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自分と向き合い、本当に必要なものだけを選ぶ"Less is beauty"の思想を軸に、エッセンシャルなものづくりと五感を研ぎ澄ます体験を提供するブランド。"余白を生ける"きっかけを提案しています。

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ペルパネプ シリーズ

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ペンとの組み合わせと紙質の違いにより好みの書き心地を探求できるノート。ノートの紙質は「ツルツル「さらさら」「ザラザラ」の3種類でそれぞれ罫線は3㎜方眼罫、4㎜方眼罫、5㎜方眼罫、4㎜方眼ドット罫、6㎜ステノ罫の5種類をラインアップ。ペンはファインライター、サラサクリップ、プレピーの3種類があります。

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