公式アカウント
Twitter Instagram

手帳が続かないとお悩みのあなたへ(メイン)

2020.08.20

手帳が続かない人必見!まずは目的を決めよう

「今年こそは!」と思って毎年手帳を用意するのに、バタバタしているうちにいつの間にか開くことすらなくなって、ああ、また今年も途中から真っ白...という方、意外と多いのではないでしょうか。そんな「手帳が続かない」とお悩みのあなたに、その原因と自分に合った手帳選びのポイント、そして、手帳習慣を作るヒントをご紹介します。

#手帳活用術

文具メーカーには文具に関する様々なお声が寄せられますが、手帳シーズンになると増えてくるのが「手帳が続かない」というお悩みです。手帳が続かない原因はどこにあるのか?また、どういった手帳を選べば続けられるのか?順番に考えてみましょう。

 

 

手帳が続かない人の多くに共通する要因は「目的と手段のミスマッチ」

手帳が続かない原因のひとつとして考えられるのは、目的と手段のミスマッチです。そもそも「手帳が続かない」と悩むのは、手帳を通じて何かしら実現したい目的、モチベーションがあるということ(手帳を使う理由がない方は、続かなくても特に気にされないはずです)。まずはスタート地点に戻って、自分が何のために手帳を使うのか?を整理してみましょう

 

 

手帳には「計画型」と「記録型」がある

現在市販されている手帳には、大きく分けて「計画型」と「記録型」2種類があります。このふたつ、似ているようでいて実は結構違うのです。

 

「計画型」=「スケジュール管理」のための手帳

「計画型」の手帳は、いわゆるスケジュール管理のための手帳です。予定などを書きこんで管理し、未来の時間の使い方を計画するために使います。特に何の前置きもなく「手帳」と聞いた場合は、この「計画型」の手帳を思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。「年玉手帳」など、年末年始に企業が従業員などを対象に配る手帳も多くはこのタイプです。

 

「記録型」=「振り返り」のための手帳

「計画型」の手帳が未来に目を向けた手帳だとすると、「記録型」の手帳は過去を振り返るための手帳です。その日に行った場所や会った人、やったことなどの記録を残すために使用します。実は今、この「記録型」が紙の手帳の新潮流。振り返りを通じて「意外と色んなことをやっているな」「私も結構がんばっているな」となにげない日々の大切さを改めて実感できると人気で、最近の手帳売り場でも多くの面積を占めています。

手帳 続かない01

こうしてみると、ひと口に「手帳」といっても、「計画型」と「記録型」では目的がまったく異なっていることがわかります。自分の目的はどちらかな?と一度立ち止まって考えてから、それに合った手帳を選べば失敗もしにくくなりますよ。

  

 

目的が「計画型」の人におすすめの手帳と選び方

「計画型」の手帳が担ってきた領域は、最近ではデジタルのスケジュール管理ツールに移り変わってきています。デジタルであれば予定に変更があった場合も柔軟に対応できますし、特に他の人と共有したいスケジュールの管理には便利です。会社勤めであれば指定のツールがあったり、またプライベートでも家族間で共有できるアプリを使用したり、という方が増えています。

手帳 続かない02

そうすると持ち上がってくるのが、「デジタルツール上のスケジュールを紙の手帳に書き写すのめんどくさい問題」です。予定が変わるたびに手帳を開いて書き直して、そうこうするうちに紙面もごちゃごちゃに...なんだかすべてがイヤになってきて、もういいや!となってしまう。これが「計画型」の手帳が続かない人が陥りやすいパターンです。

この場合、紙の手帳は「デジタルのコピー」ではなく、「デジタルに足りない部分を補うツール」と考えるとうまくいきます。たとえば「一覧性」「携帯性」「手書きのメモ」「日付が決まっていないタスクの管理」など、自分にとって必要な機能を補ってくれる手帳を選ぶと、双方の「いいとこどり」で便利に使うことができます。

 

キャンパスダイアリー マンスリータイプ

デジタルツールは「1日」「1週間」といった時間軸では見やすいのですが、それよりも長いスパンで予定を俯瞰したい、という時にはやや物足りないことも。そんなとき、一覧性にすぐれているのが紙の手帳の強みです。ノートみたいに薄くて軽い「キャンパスダイアリー」なら、デジタルとの併用にもピッタリ。フォーマットはマンスリータイプがオススメです。「日付は決まっていないけど今月中にやりたい」といったタスクをサッと書ける余白があるのも、紙の手帳のいいところです。

手帳 続かない03

 

目的が「記録型」の人におすすめの手帳と選び方

近ごろ注目が高まっている「記録型」の手帳ですが、「日々の振り返りを書くって、それ日記じゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。たしかに日記も「記録型」の1種ではありますが、「なんでも書いていい」という自由なフォーマットは、初心者にとっては「何を書けばいいの?」とかえって悩みのタネになることも。手帳であれば日記よりもフォーマットが細分化されているので、より負担なく書きこめます。自分が記録として残しておきたい内容に合わせて、サイズやフォーマットを選ぶのがポイントです。

 

ライフログ初心者に「ジブン手帳Lite mini

ちょっと本格的なライフログにチャレンジしてみたいけど、初心者でも続けやすい手帳ってあるかな?という方にはシンプルなフォーマットで書きこみやすく、持ち運びもしやすいサイズ感の「ジブン手帳Lite miniがオススメ。24時間軸の週間バーチカルタイプなので、時間軸に沿って毎日「いつ」「何をしたか」を書きこんでいくだけでも、立派なライフログが完成します。上下に余白があるデザインなので、その日の気分やひと言日記など、ちょっとしたメモを残しておくこともできます。

手帳 続かない09

手帳 続かない10

 

毎日たっぷり書きたいなら「ジブン手帳 DAYs mini

週間タイプじゃ書く場所が足りない!もっといっぱい書きたい!という方には、1日1ページタイプの「ジブン手帳DAYs mini」もあります。ページ中央に24時間の縦軸、上部に日付と曜日が並んだ横軸という、独自のT型タイムラインは、アイディア次第で使い方もいろいろ。「自分と家族それぞれの記録」「予定と実績」「仕事とプライベート」「スケジュールとタスク」など、記録したい内容に合わせてたっぷり書き込むことができます。

手帳 続かない11

手帳 続かない12

  

 

毎日5分の手帳時間でライフの充実度を上げる

手帳を続けるには、目的に合った手帳を選ぶことの他に、「とにかく毎日手帳を開く」という習慣を身につけることが大切です。といっても、時間は15分程度でOK。「朝いちばんにPCを立ち上げたとき」「夜の歯磨きの後、ベッドに入る前」など、すでに習慣になっていることと手帳タイムを紐づけると無理なく続けられます。

5分の手帳タイムですることは、デジタルのスケジュール管理ツールとの同期、当日の予定の確認、その日の記録の書きこみ等ですが、疲れているときは前後のページをパラパラと眺めるだけでも構いません。眺めているうちに「今週は結構がんばったな」「そういえばアレの準備、そろそろ始めないとな」など、いろいろな考えが浮かんできたらしめたもの。そうしているうちに、書きこむことを思いついたり、手帳を開いて見返すこと自体が楽しみになったりしてきます。

手帳は人生の鏡、というのは大げさかもしれませんが、ライフの充実に手帳のサポート、少し取り入れてみませんか?

コクヨマガジンからお知らせ

「コクヨのくふう研究室」続々更新中

「コクヨのくふう研究室」は様々なジャンルで活躍する方々を「くふうマスター」としてお迎えし、日頃の活動や、日々の生活の中で行っていること、その中にある「くふう」をご紹介しています。日常を少しずつ豊かにするヒントをお届けすべく日々活動中です。ぜひご覧ください。

コクヨのくふう研究室まとめサイトバナー

コクヨマガジン公式LINEで最新情報をお届け

コクヨマガジンと掲載商品に関する最新情報をLINEでお届けしています。
LINEお友だち限定のお得な情報も随時配信中です。
ご登録、お待ちしています!

友だち追加

この記事を気に入ったら、
シェア&ブックマークしましょう!