2026年4月17日

第13回 続・物忘れが多くなりました

やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)

前回、僕の物忘れがひどくなったという話をしましたが、話にはもう少し続きがあります。

 僕のメモアプリ(Google Keep)の中には、五年前から積み重なった「思考の地層」のようなものがあります。そこには仕事のタスクだけでなく、もっと個人的な……たとえば「五年後、自分はどうなっていたいか」といった青臭い願いのようなものも、あちこちに埋もれています。

 半年に一度くらい、ふとした拍子にその古い地層を掘り返してみることがあります。すると、そこで奇妙な……というよりは、少しばかり空恐ろしい発見をすることになるのです。    
書いた記憶はきれいさっぱり忘却の彼方へ消えているのですが、半年前のメモを見返すと、今の僕と全く同じ悩みが綴られている。そして、さらに一年前、二年前、三年前の地層を掘り下げてみても、そこには判で押したように、今と全く同じ「課題」が書き記されているのです。   

「怖っ!」と思わず独り言が漏れました。  
この数年間、僕を取り巻く環境は激しく変化し、日常の景色はすっかり書き換えられたはずなのに、僕の潜在意識だけは、頑固なまでに同じ場所に居続けている。
例えるなら、激しい荒波に揉まれ、どこへ流されるかもわからない船が、それでも舳先(へさき)だけはずっと同じ方角を指し続けている……そんな感覚に近いかもしれません。

僕たちは日々の生活の中で、次から次へと押し寄せる出来事に反射的に対応し、それに精一杯でクタクタになります。そして、その「忙しさ」の陰で、自分にとって本当に重要な課題は、何一つ解決されないままなのかもしれません...。

そんな、少しばかり暗い穴を覗き込んだような気分を抱えながら、今日も僕は語学アプリの「Duolingo」を開きます。気がつけば、連続記録は750日を超えていました。そして、やっぱりこれを素直に嬉しいと感じるのは、もしかしたら、理想の姿との距離よりも、こうして前向きに日々積み重ねられていることこそが、実は本当の「幸せ」なのかもしれませんね。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【今週の気になる言葉】
人生に必要なものは無知と自信だけだ
(アメリカの小説家 マーク・トウェイン)


やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム YARUKI OFF(やる気オフ)

「やる気ペンプロジェクト」を立ち上げてから約10年となりました。リーダーとしてジタバタともがく毎日ですが、時の流れはどんどん加速し、ますます先行きが不透明になってきたように感じます。週に一度その激流から離れ、今見えている風景や心がザラッとした出来事などを書いてみたいと思います。すぐに役に立つことはあまりないかもしれませんが、素直に自分の五感に従って、週一回お届けできたらと思います。

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