2026年4月10日
第12回 物忘れが多くなりました
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)
ここ数年、自分の記憶力が、まるで底に小さな穴の空いたバケツのように頼りなくなってきたことを痛感しています。ホントびっくりするくらいに。
会社のミーティングなどはGoogleカレンダーのリマインドが律儀に教えてくれるのでなんとかなっていますが、複数の案件を頭の中で転がしているうちに、「あれ、僕はどこまで考えたんだっけ?」と、思考の迷子になることが増えてきました。
そこで、僕は下記の二つを習慣にするようになり、かれこれ五年ほど続いています。
一つ目は、「覚えることを、きっぱりと諦める」というスタイルです。
頭に浮かんだ端からメモアプリ(Google Keep)に放り込んでいく。隙間時間に箇条書きで断片を放り込み、通勤電車の中でそれらを繋ぎ合わせて文章にする。
まあ、拍子抜けするほどシンプルで、今更感の漂う方法ではありますが、色々試した中で定着したのは、実際これでした。常に、頭の中の「ストレージ」を空けておくことは、精神衛生上とても好ましいことのように思えます。
二つ目は、「積み重ねている自分」を可視化することです。
ToDoアプリを使っていますが、これは単なるタスク管理ではありません。「七時間眠る」「駅で階段を使う」「今日一日を楽しむ努力をしたか?」といった、仕事の状況とは無関係に積み重ねたい習慣を並べておき、達成したら自分でスタンプを押す。
「人生は習慣の集積である」とはよく言ったものですが、自分の小さな歩みがスタンプとして可視化されるだけで、メンタルは驚くほど安定して過ごせるようになりました。
年齢とともに人間の能力が少しずつ低下していく一方で、それを補うツールの進歩はまさに日進月歩。最近のAIの進化などは、本当に人間の限界を超えてしまいそうな実感がありますよね(このあたりのAI活用法については、また別の機会にゆっくりお話ししたいと思います)。
実を言うと、今週は久しぶりにひどい風邪を引いてしまい、記憶力どころか思考力までもがゼロに近い一週間でした。でも、そんな「空っぽ」の状態だからこそ、支えてくれるツールのありがたみが身に染みました。
今週も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ゆっくりと養生して、また来週、皆さんのもとへ言葉を届けたいと思います。
【今週の気になる言葉】
「忘れたいことほど、人生の教訓になっている」
—— エミリー・ワトソン(イギリスの心理カウンセラー)
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム YARUKI OFF(やる気オフ)
「やる気ペンプロジェクト」を立ち上げてから約10年となりました。リーダーとしてジタバタともがく毎日ですが、時の流れはどんどん加速し、ますます先行きが不透明になってきたように感じます。週に一度その激流から離れ、今見えている風景や心がザラッとした出来事などを書いてみたいと思います。すぐに役に立つことはあまりないかもしれませんが、素直に自分の五感に従って、週一回お届けできたらと思います。

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