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書類 挟むやつ クリップボード 用箋挟

2022.11.11

書類を立って書くときに便利なあの「挟むやつ」の名前は?

「書類を挟んで立ったまま書けるようにするアレ、何て名前だっけ?」。いざ、ネットで探そうとするとき、名前が分からないとなかなか探しにくいですよね。今日はそんな「アレ」のあれこれをご紹介します。最近、進化著しいんです!

#文具の名前

あの書類を挟むやつ、何て名前?

イベント会場や街頭アンケートなど、立ったまま書類に文字を書くときに使う「アレ」。机が無い場所での筆記に非常に便利な、"書類を挟むやつ"の名前、みなさんはご存知ですか?

古くからの分類上の名前は「用箋挟(ようせんばさみ)」。文具メーカーのカタログには今も「用箋挟」という名前で掲載されています。

が、今となっては、なかなか日常生活で使わない言葉ですよね。

本来の名称がメジャーではないゆえに、「紙挟み」、「ペーパーホルダー」、「ライティングホルダー」、「クリップホルダー」など様々な名称で呼ばれたりもしますが、比較的よく使われる呼び方は「クリップボード」。今はコクヨのカタログにも「用箋挟(クリップボード)」として紹介されています。

「クリップボード」とだけ検索すると、パソコン用語としても出くる言葉ですが、「書類 挟む クリップボード」と、とりあえず覚えておくと「いざ、探したい」時にも見つけやすいでしょう。

そして今回は、この「用箋挟」、もとい「クリップボード」が、名前のマイナーさをそのままに(!)、実は意外と進化をとげている件について、実際の商品例を交えてニーズ別にご紹介します。

ニーズ①立ったまま書く、かつ、複数種類の書類を持ち歩く 

最初にご紹介するのは、ファイルとクリップホルダーが一体型になっている「書類がすっきり分けられるクリップホルダー」。

もともとは、看護師さんや介護士さんなど立ったまま書類に何かを記入することが多く、かつ複数の書類や細かいメモなども持ち歩く必要がある人を想定して開発されました。

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パカっと開いてみると、左側にA4サイズの書類が入る3段ポケットがついています。

clipboard02.jpgしかも各ポケットにはインデックスがついている、ポケットの端が浮いていて片手で書類が取り出しやすい、などの工夫が!

3段ポケットの前面には、細かなメモや付箋が入るサイズのポケット、さらに名刺やカード類が差し込めるスリットがついています。

Clipboard04.jpgまた、普通のクリアファイルだと、落としてしまったときに中の書類が散らばったりしてしまいますよね。

でも、このクリップホルダーは表面右下にゴムバンドがついているため、もしファイルが落下しても中の書類が飛び散りません。持ち運ぶ際にも安心です。

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しかも、実は背面全体がポケットになっているため、ここにも書類が収納できる仕様に。あまり使わない、けれど大事な書類などは背面に格納しておいてもいいですね。

また、ファイル表面はアルコールや次亜塩素酸での消毒ができる抗菌仕様になっているので、いつでも清潔に保てます。

背表紙にあたる部分にはくぼみがあり、ペンを差し込んでおくことが可能。また、ここに指を引掛ければ見開きのままでも書類の記入が可能です。

clipboard06.jpg左側の書類を確認しながらの作業もできるため、業務効率のアップにも。

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また、表紙は折り返せるため、書類の記入時には省スペースでの記入が可能。

クリアファイルから片手でサッと書類を取り出し、表紙を折りたためばすぐに筆記が始められます。

看護師さんや介護士さん以外にも、学校の先生や、イベントスタッフの方々などにも一つ持っているとお役立ちしそうなアイテムです。

書類がすっきり分けられるクリップホルダー 詳細はこちら

ニーズ②A3の書類も立ったまま使いたい

次にご紹介するのは、サイズが変えられる2way仕様!「A3A4を選んで使えるクリップボード」です。

名前のとおり、A4からA3に変形するため、筆記面のサイズを使い分けることが可能。

clipboard08_1.jpg写真のように、建築現場やデザインなど大きな図面を使う仕事の場面で活躍します。

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もちろん現場仕事以外でも使えます。A3の用紙を挟んでおいて、常にそばに置いておけばブレインストーミングなどアイデア出しのときにも役立つのではないでしょうか。

たたんでいる部分を展開すると、垂れ下がることなくフラットに。段差も無く水平を保ってくれるため、筆記しやすい構造になっています。

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右側についているゴムバンドで書類を押さえられるので、屋外作業で風にあおられても大丈夫!

ゴムバンドはよく伸びるので表紙抑えにもなり、ファイルをバッグに入れる際など持ち運びもしやすくなっています。

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また、このクリップボードは四隅に穴があいておりヒモを通せるようになっているのですが、別途肩紐を購入して取り付ければ、筆記時にさらに安定性が保たれます。

ラフスケッチくらいであれば、少し小さめのデッサンボードとしても使えそうですね。

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背面にはポケットがついています。

ペンを挿しておくこともできますし、A4サイズのクリヤーホルダーがスッポリ入るサイズ感なので、書類を持ち運ぶ際にも便利。

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折りたたんでもコンパクトなので、デスクのワゴンやバックにもそのまま収納できます。

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A3とA4を選んで使えるクリップボード 詳細はこちら

ニーズ③軽いクリップボードが欲しい

最後にご紹介するのは、「クリップボードにもなるプリントファイル」です。

ファイルの背面がハード素材になっていて、表紙をパタンと折り返せばクリップボードとしても使える優れもの。

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もともとは授業で配られるプリントを収納するためのプリントファイルとして学生さん向けに開発された商品ですが、「クリップボード」という機能が付いていることで、たとえば在宅ワークなどを狭い机上で行っている方や、カフェなどでちょっと仕事をするなど、デスクの広さが取れない場合、省スペースで使えるこのファイルは重宝します。

また前述の二つのクリップボードと比べると圧倒的に軽いので、クリップボードは欲しいけれど重いのはイヤ、あるいは、クリップボードは欲しいけどいわゆる昔の「用箋挟」を持ち歩くのはちょっとね・・・と思っている方にもおすすめです。

もちろん分類はプリントファイルなので、その収容力は抜群!

右側のメインポケットにはプリントを40枚、クリップには10枚、左側のサブポケットにも10枚のプリントを収容できるため、これ1冊で60枚のプリントやルーズリーフ、書類などを持ち運べます。

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カラーの種類も、パッと華やぐ3つのカラー+モノトーンの4色展開。ぜひ、気分のあがるカラーをチョイスしてみてくださいね。

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キャンパス クリップボードにもなるプリントファイル 詳細はこちら

元祖 用箋挟もあります

さて、ここまでは機能が進化した色々なクリップホルダーを紹介してきましたが、もちろん「元祖・用箋挟」も今なお健在です。

商品名は、「用箋挟B」。「とにかくシンプルに!1枚の紙を挟む用途だけで十分!」という方は「用箋挟B」。確かな品質と共にレトロな感じもぜひお楽しみください。

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■この記事を書いた人:ライター 山ノ内智也

2020年のコクヨマガジン創設時より参加。自身でファッションサイト「プチプラファッション研究所」を運営する傍ら、文具関連記事の執筆も手掛ける。どちらかというと合理的で機能的な文具を見るとスイッチが入るタイプ!

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書類がすっきり分けられるクリップホルダー

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A3とA4を選んで使えるクリップボード

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キャンパス クリップボードにもなるプリントファイル

キャンパス クリップボードにもなるプリントファイル

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