2022.11.22

デキる人は知っている!正しい勉強ノートの作り方 2022.11.22

78
1
ABOUT

資格試験などに向けて勉強している方におすすめ!

・資格試験に向けて勉強しているビジネスパーソン

・講義や研修などで教わった内容がなかなか覚えられずに困っている人

ちゃんと覚えられて理解も深まる!

自分の手を動かして「自分なりにまとめる作業」を行うことで、頭の中を整理しながら記憶の強化ができる。

SUMMARY

学習効果を劇的に向上させる「勉強ノート」とは?

勉強した内容を手書きでまとめた「勉強ノート」のメリットは、自分なりの言葉で知識をまとめることで思考が整理されること。さらに習った内容も忘れにくくなります。

自分にとって「ベストな書き方」を見つけて

授業やテキストの内容をノートにまとめていきます。実際のまとめ方にはいろいろな流派がありますので、自分にとって使いやすいフォーマットを見つけるのがポイントです。

 

KAKIKATA STEP

STEP1 選ぶならフリーハンドに強い「方眼罫のノート」が最強?

まずはノート選びから。場合によっては何年も使うものなので、自分にとって使いやすいノートを選びましょう。

もっとも勉強ノートは知識をまとめる過程で図などを書く機会も多いものです。「フリーハンドで線を引きたい」という方は、方眼タイプが使いやすいかもしれません。

今回は、SOFT RING 80A5サイズ)を選びました。

このノートを選んだ決め手は、ページがキレイに切り離せること。

というのも、ページを切り離せるタイプのノートには「ノートに書いた情報を他の場所に移動させやすい」というメリットがあるからです。まとめ表を書いたページだけを切り離し、テキストに貼り付けるといった作業も簡単にできます。

書き方①勉強ノート.JPG

STEP2 自分にとって使いやすいフォーマットを決めよう

まずはノートのフォーマットを決めましょう。一定のフォーマットでノートを書くとキレイにまとまりますし、「何をどこに書こう」という悩みもなくなるので作成スピードも上がります。

有名なフォーマットとしては、コーネル式(見出し欄、内容欄、要約欄でページを3分割する方法)、5分割(項目欄、内容欄、メモ欄、要約欄、感想欄)などがあります。

ただ、使っているノートのサイズによって使いやすいフォーマットは変わってくるものです。たとえば、小さなサイズのノートで5分割を実践しようとすると、それぞれの記載欄が小さくなってしまいます。まとめたい内容によっては、かえって使いにくいノートができてしまうかもしれません。

書き方②勉強ノート.JPG

STEP3 余白は多め、1ページあたり1テーマでまとめる

ページの一番上に、全体のテーマを示す大見出しを書きます。

ここでのポイントは、1ページあたり1テーマを守るということです。

スペースが余ったとしても、他のテーマに関する話を入れてはいけません。情報が分散して、あとから見直した際にわかりにくくなってしまうからです。

余白はあとでメモを付け足すスペースとして使えますので、余白が多くなっても気にする必要はありません。テーマが変わったら、潔く次のページに移りましょう。なお、ノートの書き方ですが、基本的には箇条書きスタイルがおすすめです。要点を簡潔にまとめられるので、スッキリしたノートになります。テキストなどを丸写しせず、自分の言葉でまとめながら書いていくのがコツです。

書き方③勉強ノート.jpg

STEP4 図表や記号・略語を駆使してスッキリ見せる

必要に応じて図表も入れながら、視覚的に見やすいノートを目指します。自分で図を描くのは大変だ、という方はテキストや参考書のページをコピーして貼り付けてもよいかもしれません。

また、時短のためにも略語や記号は積極的に使っていきます。たとえば、具体例なら「eg.」、問い・論点は「Q」、対立する概念・考え方が出てきた場合は「⇔」でつなぐなどです。

なお、マーカーなどを使ってカラフルにノートをまとめたいと考えている方もいるかもしれませんが、色の使いすぎには「本当に強調したいところがわからなくなる」というデメリットがあるといわれています。自分なりの色分けルールを決めた上で、最低限必要な色を使うのがおすすめです。

書き方④勉強ノート.jpg

STEP5 要約を作って知識の定着度アップ

勉強ノート上級者を目指したい方は、ノートでまとめた内容をもとに要約を作ってみましょう。

たとえば、コーネル式では、ノートに「要約欄」を作ることを推奨しています。というのも、覚えた内容を自分なりの言葉で要約する作業は記憶の定着に有効だからです。

大量の情報を短くまとめる要約は非常に頭を使う作業です。情報の取捨選択作業や自分の言葉でまとめる作業を通して知識が整理され、記憶として定着しやすくなります。

記憶の定着にはインプット・アウトプットの繰り返しが必要だといわれており、そのうち要約作業はアウトプットにあたります。ノートを作る際に要約を考えるクセを作ることで、つらい暗記作業がラクになるはずです。

書き方⑤勉強ノート.JPG

  • LIKE

    記事が気に入ったら
    いいねをお願いします。

KAKIKATA PERSON
紀村 真利

法律ジャンルを中心に活動するフリーライター。あんこはこしあん、ノートは方眼、筆記具は万年筆派です。

COMMENT
  • NAME
    young
    2023.05.31

    学校のノートなどに使っていきたいです。
    私は、英検を目指しているのですが、英語のノートの取り方がよくわかりません。
    教えていたただけると光栄です

MORE
Close

コメントを送信できませんでした。
しばらく経ってから再度実行してください。
(短時間でコメントを大量に投稿する事は出来ません)

この記事を気に入ったら、
シェア&ブックマークしましょう!

CATEGORY

ライフスタイルを豊かにする、書き方のカテゴリー。

RELATED POST
CATEGORY
GENRE