2026年6月12日
第20回 この半年間の変化(安心と困惑)
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)
気がつけば、このコラムも今回で第20回目を迎えました。毎週一度、自分のいる場所を少し離れた視点から眺めてみる。半年間続けたこの習慣は、僕にとってどこか「安心」を感じる時間になっています。
このコラムを書き始めてから、僕の中で一番変わったと感じる部分があります。それは、仕事に携わる自分と、私生活を送る自分が、どこか「地続き」に感じられるようになったことです。
ずっと「公私は完全に分けるタイプ」だと思って生きてきたのですが、それは表面的な境界線に過ぎず、実は根っこで深く繋がっているのだと気づかされました。今では、それぞれの自分が良い影響を与え合い、何か決断を下す際も「収まるべきところに、自然と収まる」という心地よい着地点を見出せるようになってきた気がします。
そんな内面の「心地よい地続き」の一方で、僕を取り巻く外部の環境には、無視できない大きな変化がありました。それは、公私ともに「AI」を頻繁に使うようになったことです。
僕たちの世代は、テレビ(電波放送)からパソコン(インターネット)、ガラケー(ショートメール)、スマホ(SNS)、そして現在の「AI」へと、接するデバイスや情報が劇的に変化する激動の時代を歩んできました。しかし、ここ半年ほどの変化の速度は、プロダクト開発マンである僕の目から見ても、どこか異常とも言えるほどのスピード感です。
先日、自分の子ども時代の写真を見る機会がありました。そこに写る景色と現在が、どうしても地続きのものとは思えず、これまで感じたことのない決定的な「分断」を感じてしまったのです。
おそらく、過去の自分と、これからの自分は、世界を捉える感覚そのものが「OSレベル」でまったく異なってしまうのではないか。いつか、あの日あの時に感じていたリアルな心情さえ、自分自身でまったく理解できなくなってしまう日が来るのではないか……。最近、そんな予感を抱くことがあります。
世界がこれほどまでに速く、劇的に変わり続ける時代だからこそ、ますます「幸せの答えは、自分の中のずーーっと深いところにしかないのではないか?」という思いが強くなっています。
まずは、今感じている自分の「地続きの根っこ」を大切にしたい。また30回に向けて、変わりゆく世界と、自分自身の内面をじっくりと観察していきたいと思います。
今週も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
【今週の気になる言葉】
「疲れた人は、しばし路傍の草に腰を下ろして、道行く人を眺めるがよい。人は決してそう遠くへは行くまい。」
―― イワン・ツルゲーネフ(ロシアの文豪)
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム YARUKI OFF(やる気オフ)
「やる気ペンプロジェクト」を立ち上げてから約10年となりました。リーダーとしてジタバタともがく毎日ですが、時の流れはどんどん加速し、ますます先行きが不透明になってきたように感じます。週に一度その激流から離れ、今見えている風景や心がザラッとした出来事などを書いてみたいと思います。すぐに役に立つことはあまりないかもしれませんが、素直に自分の五感に従って、週一回お届けできたらと思います。

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