2026年6月5日
第19回 「赤ペン先生」から学んだこと
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)
先日配信したインスタライブで、僕にとって大きな夢が一つ叶いました。なんと、ベネッセコーポレーションの進研ゼミ「赤ペン先生」をゲストにお迎えすることができたのです。50年以上もの長きにわたり、子どもたちを励まし、伴走し続けてこられた大先輩です。
赤ペン先生はこのたび、『赤ペン先生のほめ方』という書籍を出版されました。これまで現場で蓄積されてきた「ほめ方・励まし方」のエッセンスが詰まった一冊です。即効性のあるハウツー本としても非常に役立つ内容なのですが、それ以上に「人をほめること、励ますことの本当の意味」を深く考えさせられる、温かい哲学に満ちていました。まさか、そのご本人に直接お話を伺える機会が訪れるなんて、僕自身、ライブが始まる前から興奮を隠せませんでした。
今回のライブを通じて、僕の心に最も深く刺さったのは、赤ペン先生が語られた「子どもたちのゴールは、自分自身を好きになること」という言葉でした。
机に向かう時間とは、単に学力をつけるためだけのものではなく、「自己肯定感」を育むための時間であるということ。テストの点数や回答の正誤といった結果だけを見るのではなく、その子が「机に向き合った時間」そのものに目を向け、これからの成長の礎になるような言葉をかけていく。
文字にすると、とてもシンプルに聞こえるかもしれません。しかし、これを揺るぎない確信として言い切れるのは、気が遠くなるほどの圧倒的な実践の積み重ねがあってこそです。ライブ中も、視聴者の方々から「子どもの頃、赤ペン先生に励まされた一言が、大人になった今でも心の支えになっています」というエピソードが次々と飛び交い、その絆の深さに深く胸を打たれました。
一人の人間がかけた温かい言葉が、誰かの心に火を灯し、その人が大人になっても消えない「お守り」のようになっていく。こうしたサービスや関わり合いこそが、真の意味で世界を幸せな方向に向かわせるのだと、強く実感させられた夜でした。
僕たちが目指す「やる気の連鎖」も、きっとこの場所を目指しているのだと思います。誰かと競うためではなく、机に向かう時間が自分を好きになる時間になるように。
今週も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。
【今週の気になる言葉】
「必要なのは、正しい答えを出す力よりも、自分の力で歩いていけるという自信である」
(作者不詳 / 教育の格言)
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム YARUKI OFF(やる気オフ)
「やる気ペンプロジェクト」を立ち上げてから約10年となりました。リーダーとしてジタバタともがく毎日ですが、時の流れはどんどん加速し、ますます先行きが不透明になってきたように感じます。週に一度その激流から離れ、今見えている風景や心がザラッとした出来事などを書いてみたいと思います。すぐに役に立つことはあまりないかもしれませんが、素直に自分の五感に従って、週一回お届けできたらと思います。

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