2026年2月27日

第6回 1.01の法則と、日曜日の16時

やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)

突然ですが、「1.01の法則」というものをご存知でしょうか?

非常にシンプルで、かつ冷徹なまでにロジカルな数字の魔法です。

毎日、ほんの少し――具体的にいえば「1%の努力」を積み重ねていくと、一年後(365日後)には、1.01の365乗で「37.8」になります。つまり、元の自分より約38倍も成長しているという計算です。

一方で、毎日1%ずつサボり続けると、0.99の365乗で「0.03」。一年後には、元の自分の3%ほどに縮んでしまう。そのひらきはナント「1260倍」にもなります。

厳密にいえば、いろいろとツッコミどころはあるのでしょうが、この数字が突きつけてくる「継続のパワー」には、僕も体感として深く頷かされるものがあります。

しかし、です。

理屈ではわかっていても、現実はそう簡単には進んでくれません。

金曜日の夜、僕はこう決意します。「よし、この週末はしっかり勉強するぞ!」

ところが土曜日の午前中、ちょっとした買い物のために外に出たのが運の尽きです。帰ったらすぐにやろう、と心に誓ってはいるのですが、開放感からついお店をハシゴしてしまい、気がつけばお昼過ぎ。遅いお昼を食べて、頭をシャキッとさせようと昼寝。少しのつもりが、日はだいぶ傾いた時間に。

夕食を食べ、「まあいい。明日の朝から本気を出そう」そう思いながら就寝します。

そして日曜日の朝。休日らしく映画でも一本観ようと配信動画を再生します。見終えて昼食を食べ、映画の評価などをググっているうちに、時計の針は残酷にも16時を指しています。

そこで僕は、ある種の「悟り」を開きます。

「明日からは仕事なんだ。今日はしっかり休むことが、何よりの仕事じゃないか」 そう覚悟を決めて、結局ペンを握ることなく週末を終えてしまうわけです。

この見事なまでの「ダラダラの連鎖」は、一体何という法則なのでしょうか??

沈みゆく夕日を眺めながら白旗を上げる。それもまた、僕たちが生きていくために必要な、ある種の中和作業のようなものかもしれませんね。


【今週の気になる言葉】
速度を上げるばかりが、人生ではない
(インドの政治指導者 マハトマ・ガンジー)


やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム
YARUKI OFF(やる気オフ)

「やる気ペンプロジェクト」を立ち上げてから約10年となりました。リーダーとしてジタバタともがく毎日ですが、時の流れはどんどん加速し、ますます先行きが不透明になってきたように感じます。週に一度その激流から離れ、今見えている風景や心がザラッとした出来事などを書いてみたいと思います。すぐに役に立つことはあまりないかもしれませんが、素直に自分の五感に従って、週一回お届けできたらと思います。

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