2026年2月6日
第3回 人生はゲームなのだろうか?
やる気ペンリーダーが時間外に書くコラム🌱YARUKI OFF(やる気オフ)
このコラムのタイトルを「YARUKI OFF(やる気オフ)」に決定する前の話。タイトル案をAIに何十個も案を出してもらいましたが、どれもしっくり来ず、自分なりにひねり出したのが「人生ゲーム化プロジェクト」というタイトルでした。
今思えば、随分と威勢がいいですよね。先日「ゲーミフィケーション」の分野で大きな賞をいただいたものですから、気を良くして人生をまるごとシステマチックにハックしてやろう……なんて、今思えばずいぶん妄想気味な看板を掲げようとしていたわけです。
そんな折に、一冊の本に出会いました。『人生はゲームなのだろうか?』(平尾 昌宏 著)という本です。
この本は、いわゆる哲学入門書で、ルールも目的もはっきりしないこの「人生」というものの輪郭を、ゲームとの対比で考えることで次第にクリアにして行くという内容でした。そして、僕はこの本の結論に、深く納得してしまったのです(結論だけでなくそこにたどり着くまでの展開がとても面白かったのでご興味ある方はぜひ!)。
僕たち人間の歴史を振り返ってみれば、人は少しでもこの世界を生きやすくするために、さまざまなものを「ゲーム化」してきたとも言えるそうです。宗教やお金、あるいは社会の仕組みそのものも、ある種のゲーム化の一種だといえるそうです。なんだか、ずいぶんと壮大な話になってきました。
そこまで考えたところで、僕はふと立ち止まりました。
もしこのコラムで、そういった巨大な「ゲーム」と真面目に向き合おうとすれば、僕は毎週毎週、パソコンの前で頭を抱えて悩み抜くことになるでしょうし、腹落ちしないまま〆切を迎えて毎回モヤモヤしてしまう姿がリアルに目に浮かんできました。
というわけで、「人生ゲーム化プロジェクト」という野心的な計画は、ボツとなりました。
結果として落ち着いたのが、この「YARUKI OFF(やる気オフ)」という身の丈に合ったタイトルです。おかげで、書くことへのハードルはどこまでも低く、地面すれすれまで下げることができました。
まだ3回目ですが、あの時の自分に「ナイス判断だった」と褒めてやりたい気持ちでいます。大きな地図を広げるよりも、足元の小さな花や石ころから世界を想像する方が、今の僕にはちょうどいいようです。
今週も、足元の風景を楽しみながら、進んでいこうと思います。
今週の気になる本
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