「書いて」覚える暗記ペン、あります

暗記ペンといえば、どんなものを思い浮かべるでしょうか？

おそらく30代より上の世代の大半は「濃い緑色のペンに赤いシートが付いているアレ」を思い浮かべるのではないでしょうか。

半分正解、そして半分残念！です。

実は、暗記ペンは静かに進化しているんです！

実際、コクヨの暗記ペン「チェックル」のラインナップには、緑色のペンと赤いシート以外に、

・緑色で塗った箇所を消せる「消しペン」

・オレンジ色のマーカー

・普通の蛍光ペンとしても使える青ペン

がラインナップされています。

今回は大人の皆さんが目からうろこの「現代の暗記ペン」をレポートします。

緑・青・オレンジ色 それぞれの暗記ペンの使い方

チェックルの、緑マーカー・青マーカー・オレンジペンで書いてみました。

ここからは各色のもつ効果や、使い方について少し解説していこうと思います。

ちなみに、古くは「裏写り」が悩みの種だった濃い緑色のペンですが、改良を重ね、現在は裏写りの問題はほぼありません。

緑色暗記ペンの使い方

暗記ペンでは昔から定番のカラーですね。緑マーカーを引いて、赤シートで隠して暗記するという使い方になります。

英単語や理科・社会など、いわゆる暗記型の科目を勉強するときに使用しましょう。

実際に緑マーカーを引いてみました。

消しペンを使うと、マーカーを引いたところが綺麗に消せました！最初にペンを置いた箇所は少しにじんでしまったものの、許容範囲です。

学生の頃、緑ペンで塗っていい箇所の加減がわからず、やたらと塗ってしまい、ほとんどの文字が読めなくなって、勉強にならなかったという記憶があります。それは、筆者だけではなく、周囲ではこの事件が頻発していたような・・・。この消しペンがあれば、こんな事件もどんと来い！です。

オレンジ色暗記ペンの使い方

オレンジ色の暗記ペンは赤シートで消えるため、問題集の穴埋め問題などを書き込む際に使います。

赤シートに赤ペンでいいのでは？と思いますが、実は赤ペンに赤シートを重ねるとうっすらと文字が見えてしまいます。

穴埋め問題に、あらかじめオレンジペンで答えを書き込んでおいて...

赤シートで隠して覚えましょう！

問題集でありがちなのが、回答は別冊や別ページにあるため正解と照らし合わせるのが少し手間。でも、あらかじめ答えを書き込んでおけば、赤シートでサッと隠すだけでいいので効率アップにもつながるはず。

何より、「書くことで覚える」という人にはこの方法が断然オススメです。

青色暗記ペンの使い方

青色のマーカーは、塗ったところを赤シートで隠すと、緑ペンと同じように文字が読みづらくなる一方で、赤シートで隠していない時に、緑ペンに比べて文字が読みやすく、いわゆる普通の蛍光ペンのような役割を果たすことができます。

覚えたい箇所だけど、完全に見えなくしてしまうとちょっと都合が悪い、という時、ありますよね。そんな時にはブライトカラーの青ペンを使うことで、隠すこともでき、読むこともできるようになります。

暗記ペンは「塗って隠す」だけじゃない時代

冒頭に少し述べたように、今の暗記ペンは「塗って隠す」だけじゃなくなっています。

むしろなぜ今まで「書く」という一番記憶に残る方法があるにもかかわらず、「隠して覚える」ことしかしてこなかったのか。

もちろん、参考書の大事な部分にマーカーを引き隠して覚えることも大事なのですが、手書きに関するさまざまな研究が行われているように、「手で書く」ことがどれだけ大事かということ、そして「自分で書いたものを隠す」ことで、より記憶に定着するのだということ。

今の学生の皆さんなら、知っている勉強法なのかもしれません。ただ、「隠して覚える」勉強法しか知らなかった社会人の皆さんにも、今回この記事を通じて新しい勉強法を知ってもらえたらと思います。

今や勉強するのは学生さんだけではない時代。大人の資格勉強にもぜひ「暗記ペン」使ってみてくださいね。

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チェックルが7年ぶりにデザインリニューアル！ 

そんなチェックルが2022年7月以降、順次デザインリニューアルしています。

リニューアル前のチェックルはいかにも「勉強用です！」な雰囲気で、今どきのオシャレ文房具と一緒にペンケースに入れると馴染まないデザインでしたが、リニューアル後のチェックルはスッキリかわいくなりました。

ほんのちょっとしたポイントではありますが、勉強するときだって可愛い文房具のほうがモチベーションも上がりますよね。

他の文房具といまいち馴染まないリニューアル前...

リニューアル後なら他の文房具との相性もばっちり！

お店の在庫がなくなり次第、順次切り替え予定となっています。皆様のお目に触れるのはもう少し時間がかかるかもしれませんが、ぜひお楽しみに。