KSLからのお知らせ
「全日本物流改善事例大会」で3年連続「物流合理化努力賞」を受賞致しました。
2014.8.18
コクヨサプライロジスティクス(KSL)は、九州IDCでの現場改善の取組事例について、公益社団法人 日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2014」で「物流合理化努力賞」を受賞致しました。

「全日本物流改善事例大会」は、優れた物流改善の事例を発表し、合理化の手がかりやノウハウを物流の実務者同士が共有しあう場です。
物流センター等での現場改善が対象の「物流業務部門」と運営・管理部門での改善が対象の「物流管理部門」の2部門があり、KSLは「物流業務部門」でエントリーしました。事前審査を合格した企業は、大会の場で発表をすることができます。
今年は全国から優秀事例に選出された15社が、発表を行いました。「現状把握」「改善企画・実行」「評価・定着」「成果」「表現力」の視点から厳正なる審査が行われ、各部門で、物流合理化賞(合計2社)と物流合理化努力賞(合計4社)が決定されました。
当日のKSL発表内容の概要は下記のとおりです。
・テーマ
トヨタ生産方式(TPS)の手法を用いた改善プロジェクトの取組
・発表者
井上真治(九州IDC)
・改善内容
九州IDCの社員である井上が半年間の研修で学んだTPSの手法を自センターに持帰り、改善プロジェクトを発足、以下3つのテーマを柱とした改善を行いました。
①梱包場のレイアウト変更による動線短縮と手元化
②バラ倉庫の在庫最適化による高所作業削減と動線短縮
③仕分け作業取込とオリコン投入基準の見直しによるコストダウン
大きく生産性が向上しただけでなく、安全・品質の面でも効果が見られたこと、メンバーの成長のみならず、会社への貢献につながる仕組を構築したことが評価され、「物流業務部門」の物流合理化努力賞を受賞することができました。
なお、KSLとしてはこれで3年連続の受賞となります。
2012年
物流合理化努力賞(物流管理部門)
テーマ KSL 首都圏IDC 収益改善プロジェクトの取り組み
発表者 太田昭博(首都圏IDC)
2013年
物流合理化努力賞(物流管理部門)
テーマ 物流管理業務と前後工程を含めた最適化による収益改善
発表者 有西講平・山本剛司(近畿IDC)
2014年
物流合理化努力賞(物流業務部門)
テーマ トヨタ生産方式(TPS)の手法を用いた改善プロジェクトの取組
発表者 井上真治(九州IDC)

