【インタビュー】 14 年と 49 冊。究極の「意識低い系」ノート術。 2023.06.09

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ABOUT

こんな人におすすめ

いろんな手帳術に疲れてしまった人。手帳を使ったり、ノートを使い分けたりしてみたけど、どうもしっくりこない…という方に特にオススメです。

メリット、良かったところ

読み返すのがとにかく面白い!

公私関係なく、自己分析になり、自分の輪郭に気づける。

様々なことに関するメモがつながったりして、新しいアイデアになったり出会いがある。

SUMMARY

どんな社員さんに聞いたの?

コクヨ山陽四国販売 営業の嶋田さん

高校生のときから1冊のノートにすべて書くことを始めて、ずっと続けている。

よく使うノートは?

キャンパスノート A6サイズ

・どこでも手に入る

・ノートが小さいので、次々と新しいページに書ける。2、3行書いただけでも、余白が気にならない。

KAKIKATA STEP

世の中には様々な「手帳術」や「ノート術」が溢れています。サイズや罫線、デザインも多種多様で、シーンや目的でノートを使い分けている方も多いのではないでしょうか。私も仕事やアイデア用の小さいノートとiPadを使い、プライベートではちょっと良いお値段のするノートを使って、シーンに合わせて使い分けています。

コクヨにもノートを使い分けながら働いている人は多くいますが、「1冊のノートに全てを書く」スタイルを続けている人がいます。なぜそのスタイルを始めたのか?続けていてどうなったのか?気になることを聞いてみました!

「全ての情報を1冊に」始めたきっかけ

17歳の高校生だった頃、「情報は1冊のノートにまとめなさい」(ダイヤモンド社、奥野 宣之著)という本との出会いが嶋田さんのノート術のきっかけとなっていました。様々なビジネス書を読んでいたお父さんから本を借りて読むことがあったという嶋田さん。ささいなきっかけでしたが、「やってみるか」と気軽に始めてみてからこれまで、1冊のノートに書くスタイルはほとんど変わらずに書き続けています。長く続けてみたからこそ見えてきた書くことの面白さや良かったと思うことについて、伺ってみました。

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(画像)これまで書いてきたノートを積んでみると圧巻の49冊!(2023年4月28日現在)

どんなことを書いている?

嶋田さん「どんなことでも1冊に書いています。打合せのメモや日記、思いついたアイデア、短期のスケジュール(今日の予定など)、持ち物のメモなど、あらゆることです。先日は友人の結婚式の司会をしたのですが、その際の台本も書いたりしています。」

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↑結婚式の挨拶のメモ

嶋田さん「仕事や趣味、健康など自身に関することを書き記しています。自分はこれを『定点観測』と呼んで、思い出したときに書くようにしています。今の自分の状態を整理できますし、後で振り返ることもできます。」

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↑『定点観測』

時間の流れとともに、悩みややりたいことなども変化しますよね。『定点観測』を思い立った時だけでも書いておけば、ちょっとした自分の変化に気づくことができるので、日々がマンネリ化しにくくなることにも役立ちそうです。

どのように書いている?

ノートの使い方はいたってシンプルで、日付を左上に記載して、あとは書きたいと思ったことをこのノートに書くだけです。書く日もあれば、全然書かない日もあるということですが、A6サイズのノートなら1ページの大きさもそこまで大きくないため、少ししか書いてなくても次のページに行くときの罪悪感が少ないのが良いところ。

また、A6サイズならスーツのポケットなどにも入れて持ち歩くことができるので、どんな場所でもすぐに書くことができます。

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↑仕事の打ち合わせでのメモ

嶋田さん「ノートを分けたりすると、一番大事な書く機会・きっかけを失うことになるのではないかと思っています。例えば、仕事のノートを分けていたとして、たまたま別の時にアイデアを思い付いたときに、仕事用のノートを持っていないと書けなかったりしそうなので。」

積み重なったキャンパスノートを見ると、嶋田さんはキャンパスノートを愛用しているように見えますが、コクヨ社員だから...ではなく、きっかけは「家で余っていたから」。実際に始めてみると、「どこでも売っていて調達がしやすく、しかも書きやすい」キャンパスノートは、ちょうど使い勝手がよかったのですね。

書き続けたからこそ気づいたメリットは?

同じ書き方を長く続けてきた嶋田さんに、書き続けて良かったことを伺ってみました。

 

嶋田さん「まず、読み返すのがとにかく面白いことです。活用することは二の次にしています。公私で分けられていない、時系列の自分自身を見ることができるのが面白いです。」

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↑日記

実はこのインタビュー中も、嶋田さんと私(しむしむ)が同期だったことが発覚!インタビューを依頼した際に、私の名前を聞いて「なんか聞いたことある名前だなぁ」と過去のノートを見返して、新入社員研修を一緒に受けていたときのメモを発見したということでした。私は研修の時のノートなどは家に保管か、廃棄してしまったため、たとえメモしていても思い出すことができませんでしたが、1冊のノートに書き続けていたことで忘れてしまいがちな「縁」にも気づくことができる面白さを実際に体験することができ、感動しました。

 

嶋田さん「また、仕事のことで書いていたメモとプライベートのメモが混在しているので、新たな出会いや刺激を生むことがあります。」

 

アイデアってふとしたときに、点と点がつながっていくように思いつく時もありますよね。この前聞いたあの話って、これに使えるんじゃないか、みたいな意図しないアイデアの出会いのようなことも1冊に全部書いているからこその良いところですね。

続けるコツは?

嶋田さん「コツみたいなことはなくて、続けようとも思っていません。何かに役立てようとは思っていないことが続いている理由なのかもしれません。」

常に持ち歩くことができて遠慮なく書けるノートがあれば、すぐ始められる。書くことが無かったりもし飽きてしまったら途中で中断できる。手帳や日付が入った日記だと、初心者は続かないことを想定してしまい、始めるのをためらってしまうこともあるかもしれませんが、書かない時期があっても気楽に続けられるのはノートの良いところですね。

 

嶋田さん「書くことは、自己との対話のように感じています。人に悩みとかを話しているうちに自分も整理されていって、問題が解決したりすることがあると思いますが、それに近い感覚です。書いてアウトプットしていくことで自分の輪郭のようなものが分かっていき、自己分析のきっかけになりました。書く前はこんな効果を期待していたわけではありませんでしたが、書いてみて改めてそう感じました。」

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↑日記(月次)

メモや考えるときなど、様々なシーンでノートを分けて書くことをされている方は多いと思いますが、それを1冊にまとめることで自然と自己分析などにも効果を発揮していくかもしれません。家で余っているノートがある方は、この「いつ始めても、いつやめても良いノートの使い方」を始めてみませんか?

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↑これまでのノートたち

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書く事を楽しんでもらえそうなコンテンツを発信する「書き方ライブラリー」の運営メンバー

COMMENT
  • NAME
    ふゆこ
    2023.06.12

    目から鱗!実践してみたくなりました(*^-^)

  • NAME
    まつや
    2023.06.28

    やはり継続は力なり、マネしたくなりました。

  • NAME
    おもち
    2023.09.30

    私もやってます!続けるという意識がそもそもないです。
    自由でいいですよー。大人の自由帳みたいな。

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