絵本作家はたこうしろうのヒミツ ~絵本はこうしてつくられる~
子どもから大人まで、幅広い読者をもつはたこうしろうさんの絵本。
特に、幅広い表現テクニックから生まれるグラフィックは、多くのファンから愛されています。
いったいあの個性的なグラフィックはどうやって生まれるのでしょうか?
アトリエにうかがった時、個性的な方法で描かれていることに気付きました。そこで、これはオモシロイ!と思い頼み込んで取材しました。今回は、とっておきの製作過程を特別に皆さんにご紹介します!
①ラフスケッチをかく
テーマやおはなしにあわせて、ライフスケッチをえがき、レイアウトイメージまで決定します。 変幻自在の多様はグラフィックがここから生まれす。
②パーツごとに写し取る。
ライトテーブルを使って、ラフスケッチからイラストを写し取ります。 なんと、パーツごとに写し取って絵を分解します。 リズミカルにどんどんパーツが写し取られていきます。イラストの微妙な線や表情もここで表現します。
③分解したパーツをパソコンにとりこむ。
パーツに分解されたイラストを写真の右に見えるスキャナで取り込み、モニタ上でイラストをチェックしながら、編集をすすめます。
パソコンのモニタに直接タッチして操作できるペンタブレットを使用して、彩色、レイアウト、文字組みをいっぺんに行います。
中央にモニタ、その上にキーボード、右手にペンマウス&スキャナ。せわしく左右の手が動き回ります。
すごいスピードです。
⑤完成!
そうなんです。切り絵のような、色鉛筆画のような、水彩のような不思議なイラストは、こうやって生まれるのです。

