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ドットライナー

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製品開発ストーリー

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つくったのはこの人 三井隆史 コンシューマープロダクツ事業部 ケミカル企画開発部 開発グループのりのキレを良くするには、パターン化が必要だった
ドットライナーを開発されたきっかけは何ですか?
テープのりというのは、文具製品のマーケットにおいて売上規模が小さいながらもかなり需要のある製品なんです。既存のテープのりの性能を比較試験したところ、自社製品を含めどの製品にも共通していえるのは、のりのキレが悪いということです。引いていくと糸引きして、仕上りが汚くなってしまう。そして、きれいに塗れないというのも問題です。 こうしたテープのりの現状にお客様も満足されていないだろうと感じました。ですから、もっと使い勝手が良く、完成度の高いテープのりを開発することができれば、お客様の圧倒的な支持を得られるだろうと思ったわけです。
Q.既存のテープのりの課題に対し、どんな解決策をとられましたか?
試行錯誤の末に生まれたドットパターン従来のテープのりは、柔らかな粘着面が連続して繋がっているので、切る時にどうしてもキレがよくない。だから、最初から切れているのり、つまりパターン化されたのりを作ろうと考えたわけです。

パターン化というアイデアはすぐに思いついたのですが、パターンをどんな形にするかに試行錯誤しましたね。丸、四角、その他試作した形状は20種は超えています。

最終的に、性能が十分に発揮でき、パターンもきれいに出る丸を採用しました。そして、大きさやのりの厚み、のりの添加剤などを変えて何種類も試作し、現在のドットに行き着きました。
キレ、付きを両立させる、 最適なドットパターンを目指す
Q.ドットをパターン化する上で苦労された点とは?
のりの付きやすさは、のりの面積の大きさに比例します。のりの面が大きいほど付きやすくなりますが、ドットパターンは面積が小さいのでそのぶん付きにくいんです。キレを良くするには小さなパターンがいい、付きを良くするには大きい方がいい。その関係性が非常に難しいわけです。 ドットパターンを完成させるためには、キレと付きを両立させる最適な形状パターンを探し出す必要がありました。
また、のりの厚みも重要なポイントです。面積の少なさをカバーするために、通常のテープのりより、多く盛っています。
Q.“付き”についての解決策を教えてください
様々なパターンを試したセパレーターの試作品ドットパターンののりは、厚く盛れて、きれいに転写できることが必須条件です。ですから、ドットライナー専用ののりを一から開発する必要があった。のりの性能が良くてもパターンが崩れたり、パターンがきれいに出ていても期間を経るとつぶれたり・・完成するまでに十数回程作り直しましたね。また、強粘着と弱粘着の2タイプを一度に平行して開発しているので、大変手間がかかりました。

のりとセパレーター(テープの台紙)の相性も大切です。テストを繰り返し、のりの性能に適合する最適なセパレーターを選定しました。
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